Report…2008

2008-05-28
ずうっとレポートにしたくてうずうずしていたスモック刺繍。
いよいよOutside inにて解禁です。

スモック刺繍は仕上げの縫製がね~と
皆さんあまり手を出してくださいません。
女児のワンピースかエプロンに施したのが多いでしょうか。
本屋さんで見かけるスモックの本もギンガムチェックの柄を
追いかけたりドットを結んだり作品に仕上げるには漠然としていて
どのくらいの生地巾がどのくらいの巾に仕上がるか検討がつきませんでしょう。

今回Outside inでは塚田先生自らバッグを生徒さんの分全て縫製なさいました。
3ヶ月程前からサンプルをいくつか作りスモックの位置、巾、分量、ステンシルとのバランス等吟味し
ようやく本番に漕ぎ付けそうです。
こちらの企画はOutside inのステンシルの卒業生クラスのものですから
またきっとスモックにステンシルをうまく組み合わせ楽しい作品が出来上がるはず。
出来上がりが楽しみですね。

右の画像は生地に等間隔に糸を渡し引き寄せた図です。
無地の生地の場合は手または器械でこの状態を作りできたうねうねの山を
拾って基本のステッチを刺しその後で引き寄せた糸を外します。
その後に主にブリオンステッチを使って飾り付けをしていきます。



2008-05-10
私の生徒さんでフランス刺繍の先生がいらっしゃいます。
何十年のベテランで本当は私がお教えすることなど何もないのですが
ご自分の刺繍と全く頭を切り替え毎回楽しんでいらっしゃいます。
画像はそのフランス刺繍の新作を撮らせていただきました。
素晴らしいでしょう!こんな大作を2ヶ月程度で仕上げながら
ハーダンガーも大作を並行中。

私の主に刺している刺繍は COUNTED THREAD EMBROIDERYといってハーダンガーにしてもアジュールやドロンワークにしてもまたクロスステッチにしても生地の目を数えながら模様を作り出しますが
フランス刺繍に代表される刺繍はSURFACE EMBROIDERYといって生地の表面に絵を描くようにフリーで刺していきます。
大きな違いは図案を生地に写すか否かでしょう。そして針も自ずと先の尖ったもの尖らないものと変わっていきます。

毎回その刺し続ける意欲、楽しんでいらっしゃる様子、取り組み方見習わなくては・・・・・
とパワー注入させていただいております。これからもよろしくお願いいたします。
2008-05-04
長い刺繍人生で始めて刺したステッチです。
今フレーム仕上げにするサンプラーを作成中ですが右の画像の
フレンチナッツ・Sのようなコロンコロンした眉毛の形の様に刺して
あるステッチです。刺し方はクロスステッチの変形ですが
表面にプックリ浮き上がり良いお味付けができそうです。
名前をパレスチナステッチと言います。

私が大雑把なこともあり本当のステッチ名をほとんど使わず
クリクリとかポチポチとかまたある教室ではシジミと言えばわかって
しまうステッチとか・・・
ホントの名前を知りたい時はどうぞ聞いてくださいね。

さて5月より湘南台教室は増員のため月2回の開講となりました。
今までは同時に違う作品を12人にお教えするような感じで充分に皆さんが満足して進められているか少々不安でしたが
2回にすれば少しは余裕を持って進められるような気がします。
少しずつお仲間が増え、新しく出来上がった作品を皆さんで見てお互いに刺激をしあうのは私にも大きな刺激となるのでした。
2008-04-14
「ホワイトワークで作るボトルカバー」と題し
可愛らしい蓋付きの小瓶に白の麻布を使用して
おめかしさせてあげます。

ドロンワークは本に作り方は出ていますが
本だけではなかなか理解に苦しみます。
横糸を抜いてかがる順番、糸を運ぶ方向等
目で見て確認できると思います。
4月30日(水)、5月8日(木)の両日が講習日となって
いますのでどうぞRubanまでお問合せ下さい。


それにしてもなんて可愛い小瓶でしょ!
中に何を入れましょうね?
持っているだけで嬉しくなってしまいます。
思わず私もお買い上げ。・・・・・・・
Rubanからの依頼はお店で扱っている小物を利用してプラスアルファの刺繍を・・・というテーマですが
スタッフから次はどんな依頼が来るかと半分ドキドキ半分ワクワクで出かけます。
そうして毎回楽しいコラボとなってお届けしています。
2008-04-09
TOPページの画像を替えました。
写真撮影用にRubanからドライフラワーをお借りして撮影に臨み
無事終了したわけですが2点お花をお借りして最後までどちらのお花を
使うか悩んでTOPの画像となりましたがこちらのお花も大好きなので
このページではpart2の方を使用させて頂きました。

さて作品ですが私のオリジナル新作です。
生地もRubanで麻のガーゼを見つけアジュールとドロンワークとハーダンガーと組み合わせました。
生地の縦、横のカウントが倍近く違うので正方ではなく長方の模様に出来上がりそれがかえって
大人の雰囲気を出しています。
さすがガーゼだけあってアジュールやアイレットは引っ張らずとも
気持ちよく糸がよってくれます。
作品はカフェカーテンですのでオリジナルページに全体図を載せておきます。


Rubanでは母の日フェアの一環でまたまた登場させていただきます。
その素敵な作品の画像はもうしばらくお待ち下さい。
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