Report…2009

2009-06-11
5月、6月は私用が続きお教室にいくつか穴を空けてしまいました。
ご迷惑をおかけした生徒の皆さんごめんなさい。
来週より平常に戻りますのでまたよろしくお願いいたします。

さてその穴を埋めるべく家で色々な雑務をこなしていると
高校生になる息子が「ママの仕事は何をするわけ?」と
珍しく良い質問をするのできちんと考えてきちんと答えました。

『ハーダンガーと言う刺繍を中心に生地の目を数えながら模様を繰り出す
COUNTEDTHREADEMBROIDERY全般の技術指導はもとより
様々な発信をすることによって生徒さんそれぞれが楽しみながら
刺繍を通じて豊かな毎日を送るお手伝い』
ヨ。

技術のみをお教えするのではありません。もちろん技術を探求したい方にはそれなりにご指導いたします。
ですのでまず生徒さんが何を求めていらっしゃるのかを見極めるのがとても重要な仕事です。
そのお教室のお仲間と楽しい時間を過ごすことだったり、嫌なことを忘れるための時間だったり、他の方の作品を
見て楽しんだり、ちょっとずついろんなことをしてみたいとか・・・・それぞれ目的が違います。
目的の違う人たちをそれぞれご満足いただけるようお導きする。
そこが大変でもあり楽しくもありお教えすることの醍醐味だったりします。

ナンテとてもまじめにお話しましたが大好きなことが仕事にできてとても幸せです。
さあ、早く今の作品を仕上げて次のにかかることにいたしましょう。

画像はデザインを考える時に方眼紙にラフで書き込み刺しながら変えていく過程の図です。