Report…2010

2010-04-07
竹内博子先生からご紹介いただいたヴァイオリニストの山瀬理桜さんからご連絡を
いただきハルダンゲルクラブの講演会にノルウェー王国大使館に出向きました。

講演会は前半が地元ホテルオーナーのウトネ氏によるノルウェーハルダンゲル地方のフィヨルドを始めとした観光のご案内。
そして後半は竹内博子先生のハルダンゲル刺繍についての講演でした。

ハーダンガーとはハルダンゲルの英語読みですがイタリア、フランスから伝わった刺繍が
独特の文化の中で地元特有の刺繍として発展したところを説明してくださいました。
何でも奥ゆかしさ、優しさ等日本人と合い通じるところが沢山あるそうで
民族衣装を身に纏われたウトネ氏の奥様も素敵な方でゆっくりと英語でご自身の衣装を
ご説明くださいました。
下の画像はハルダンゲルヴァイオリン(のチョコレート)だそうですが弦4本の下側に
弦が5本共鳴のために入っているのだそうで螺鈿細工が見事でこちらもちょっと興味深かったです。
刺繍を通して多くの方々と繋がれてとても有意義な時間を過ごすことができました。

刺繍の方は基本に戻り白の細かい民族衣装のエプロンのボーダーになりそうな作品を刺してみたくなりました。
刺激がいっぱいです。