Report…2011

2011-11-01

自宅教室Hさんが大切なご友人のためにリングピローをお作りになりました。
なんとピローの箱もお手製です。
画像がよくなくてごめんなさい。刺繍は楕円の難しいデザインに挑戦。
優しい大人な雰囲気にこだわりハーダンガーの持ち味が充分に発揮できるデザインです。
そしてカルトナージュでピローに合わせたサイズで素敵な専用ケース!
箱中の生地はこれまた優しい薄いグレーのストライプ。外はスキバルの白でハートの型押し。
そしてタッセルが上品に中央で揺れます・・・
差し上げる方の雰囲気やお好みを想像して作品に仕上げるというのは素晴らしいプレゼント。
こんな素敵なプレゼントをいただけるお嫁さんはきっとお幸せになれるはずです。

最近カルトナージュと組み合わせる生徒さんが多いのですが
一番ポピュラーなものはお裁縫箱のふたの部分でしょうか。
刺繍のイメージとカルトナージュのイメージが重なり合うと相乗効果でまたまたグレードアップですね。
2011-11-01

11月になってしまいました。
自宅教室でお出ししているケーキはバターが消えちゃったこともありずっとチーズケーキが続きました。
お陰様でチーズケーキのレパートリーは随分と増えました。
ミルクティーのレアチーズとか抹茶味、ごま風味、パイナップルのレア。
ニューヨークタイプではプレーンに始まりホワイトチョコ、ブルーベリー、キャラメル味。
スフレタイプのマーブルケーキ・・・etc
生徒さんが底用のグラハムクラッカーを持ってきてくださったりバターを持ってきてくださったり焼き続けますね。。
そろそろチーズケーキともお別れ・・と思って街のキッチン用品屋さんをのぞいて見ました。
最近はとてもカラフルでお店の中も華やか。何がってシリコン流行りなのです。
お店のメインのところはシリコン、セラミック、それと若いお母さん達用のキャラ弁?用ウインナーカッターやら
のりのカッターやら・・(そんなの使わず味で勝負しなさ~い。いい子に育たないよお~なんて思いつつ)
がしかし可愛らしいハートのマフィン型を発見してしまいました。
こんな強烈な色キッチンに馴染まないけど・・ちょっとお試しで購入して使ってみたらこれが素晴らしい!
馬鹿にしていたのに・・・
バターの回り具合、型からのはずれ具合、これはメーカーがこぞって使うはずだわ・と納得してしまいました。
ということで今月のケーキはハート型マフィン月間となりそうです。
2011-10-26

10月は例年通り長津田、湘南台のお教室のセンター祭りが行われそれぞれの展示を拝見しました。
長津田は9年目?湘南台は6年目?年数も数えられなくなってきました。
生徒さん方の手はどんどん成長し長年続けるってホント素晴らしいと思っています。
お手伝いいただいた皆さんご苦労様でした。

さあ次はワークショップです。
鎌倉赤いジュースの会?会員のカルトナージュの広岡ちはる先生からお話しを頂戴し
12月にプランタン銀座でワークショップに参加させていただくことになりました。
東日本大震災で両親を失った子供たちを朝日新聞厚生文化事業団、子供応援金を通じ
支援をするという趣旨に賛同し講師料の一部を寄付させていただくというワークショップです。

私は12月18日(日)に9㎝×6㎝大のコンパクトミラーを作成します。
仕上げまでの時間は2時間ですのでハートを4つ連ねた四つ葉のクローバーに
ジグザグかがりのドロンワークを少しずつ配してみました。
こんな携帯ミラーがバッグに入っていたらお友達の前で口紅をひき直したくなりますよね。
東北の子供たちの応援のためにも幸せの四つ葉をモチーフにしてみました。
ほんのちょっぴりですがお役に立てたら・・と思います。あ、私も東北の子供です。

詳細は広岡先生のHPでご確認下さい。他にも日替わりで楽しいワークショップが目白押しです。
広岡先生の素敵なHPも合わせてご覧下さいませね。
2011-10-14

イタリア刺繍の中でもすっぽりと生地をなくしてしまったところにまるでかぎ針編みのように
刺繍針で模様を入れ込んでいくレティチェッロはハーダンガーを長年刺してきた上級者には是非刺してみたくなる手法です。
少しずつ模様の刺し進め方が私の中で画一されてきたので刺し手の上級生徒さんと共同で「こうした方がきれいかも・・」
「ここはひねりを入れた方が・・」なんてお願いしながら作品が出来上がっていきます。
美しいでしょう!!自宅教室Sさんの作品です。Sさん最後まで手を抜きません。
普通は中央模様とすぐ周りのサテンステッチでふうふうしてしまうのですが
両サイドにまた抜き場を作りそしてその周りにきちんと美しくピコットの入ったドロンワーク。
阿吽の呼吸で三つ折巾も決まり素敵な作品が出来上がりました。私まで鼻がタカイデス。

そして今日こちらはUさんの作品が出来上がりました。
6月28日のreportで私が起こしていたパターンが作品となって出来上がってきちゃいました。脱帽です!
こちらはレティチェッロに加え中央にフィレレースの手法も加えそして周りには細いドロンワークの溝が4本。
これが1枚の布だったとは思えません。

それぞれお2人ともまた新しい作品にチャレンジ中です。
私も皆さんと一緒に傍観することにします。
2011-10-09

自宅教室にお通いのMさんの作品です。前にもご紹介した私の生まれる前の本からのアレンジの1つです。
リネンのガーゼにアジュールを効かせて・・糸の引き加減が難しくその時の気分がすぐに出てしまいます。
Mさん落ち着いて穏やかに同じ力加減でとても美しく仕上げて下さいました。
ようやく仕上げの段階で今度は額縁仕上げの透け具合が気になり徹底的にどうしたら美しく仕上がるかを研究。
もうすぐ仕上がると思いますのでその時はまたアップでお見せしましょうね。

さて今日は生徒の皆様にお願いがございます。
200歳まであと何作?との問いの中でここのところ毎日時間との戦いです。
お蔭様で自宅教室も連日満席の日を送っております。
その方のご都合で予約を入れていただくフリーレッスンで毎回7席満席の状態です。
予約も先々まで埋まりお入りいただけない場合もある状況なのですが
ここのところ突然のキャンセルがとても多く悩んでおります。
せっかく勝ち取ったお席が、ケーキが無駄になってしまうのをどうしたものかと・・。
8席にもできますし場合によってはお入れしていますがいらした方全員に目が届かなくなって
クオリティーが下がるのは困りますし・・
ただ突然のお病気やお子様のご都合等キャンセル料をいただくのも・・と思っておりましたが、
外のお教室と同じようにやはりどこかで割り切らねば・との想いから
キャンセル料を頂戴することにさせていただこうと思います。

それからお直しとパターンです。
お直しを入院と呼んでいますがこちらが結構な時間を要します。
またパターンですがここのところ図案のないデザイン等が多くご希望の方のために
時間を割く割合が増えて自分の首を占めている状態です。
この二つに関しては生徒さんそれぞれお考えが違って私の手間を気遣って過分なお礼をしてくださる方、
料金として支払わせて欲しいとおっしゃる方等それぞれです。
私のほうで特に指示もせずお教室の延長として承っていましたがピン芸人として限界のところまで来てしまいました。
こちらも料金を大きさに合わせて頂戴していくようにしたいと考えています。
どのお願いもすぐに・・というわけにも行きませんので
来年から、 またその節にはきちんと皆様にお知らせしてからにいたしますね。

刺している生徒さんに最高の作品を・・という点はポリシーとして変わりませんし最善を尽くしてまいりたいと思いますので
どうぞご了解いただけますようお願いいたします。

さてさて鎌倉 Outside inの塚田先生の10月4日のdaysはご覧になられましたか?
はい塚田先生より来年の作品にたあっぷりとご注文いただきましたよ~
この縛り感のある仕事、塚田先生にご満足いただけるようまた生徒さんたちに「刺した~い!」と
思われるようサンプルを刺す・・というのは追い込まれてホントに・・・好きです。。
というわけでバタバタではありますがイエスマンミソノ、皆さんのご希望に副えるようグワンバリます!
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