Report…2012

2012-03-17
夢のような幸せなでも滅入ったり疲れたり・・の学生のような3日間を過ごしました。
睡眠と最低限の家事と移動時間以外はすべて針を持つという充実した日々でした。

私の生徒さんが20数名会場の作品を見に来てくださり、会場内に設けられたお教室の私を探して声をかけてくださいましたがとても失礼なことに刺すことに精一杯でお話もできず大変失礼いたしました。

奥が深すぎて3日でマスターしようなんてとても無理で講師のエマニュエラ先生の手の速さ、刺した目の美しさに惚れ惚れしつつできない自分の歯がゆさにいらいらするのでした。
刺し方、順番はもとより糸を引くそれぞれの手のタイミング特に小指の使い方が見事で同じ糸?同じ針?にはとても思えずそれはそれはお見事でした。

3日間通しで受けた生徒は3名でしたか、その方々となるたけ多く違う模様を覚えようと必死で家に帰れば復習をしとりあえず5種類の模様を習得しました。

あとは私がいつも言っている走行距離なのでしょう。
画像のような足の着いた両手が使える刺繍枠を利用し日本刺繍のように枠の上で右手を下で左手を交互に動かして刺し上げます。
フェストーネというボタンホールステッチが主で構成して行きます。
画像下がやっと刺した私の手ですが何度解き、何度切り落としたことか・・・

 

これらのイタリア刺繍の勉強が私の刺繍人生に深みを与えてくれることを願っています。
ご指導いただいたいがらし先生をはじめスタッフの皆さんに感謝しつつ次に進むことにいたしましょう。
昨日からはまたお教室に戻りハーダンガーの作品に没頭しております。
作品展を目指してまっしぐら・・・・・です。