Report…2012

2012-07-31
2ヶ月間作品展の様子をreportしている間、私の手は何をしていたかというと日本ヴォーグ社のステッテideesよりお仕事を頂戴しリングピロウを作成していました。
秋の号に掲載予定ですがそんなに難しくないステッチで刺し上げましたが、より初心者の方にわかりやすくハーダンガーをお伝えしたい・・と言うことで別に目の粗い生地でピンクッションを制作。
そしてその作り方手順がわかるよう刺しかけの部分を1コマずつ作り、先週自宅にてプロセスの撮影会を行いました。
プロセスとは言え顔が出ちゃうかなあ~と生徒さんにお話したら「せんせ、念のため美容院に行っておくのよ~」ということで美容院に行き万全を期して?撮影に臨みました!!
が多分出演は私の左手親指だけだなあ~~しかし娘のような若いお嬢ちゃんたちがしっかり仕事をしてくださるのはとっても嬉しく日本の未来も捨てたもんじゃない!と思うのは私が年を重ねてきた証拠でしょうか?
ハーダンガーがお若い方たちにも広がってくだされば・・と願っています。
どんな紙面に出来上るか楽しみに秋を待ちたいと思います。
さて、そちらも一段落つき、次は夏休みの自由研究!なんて名打ちましたがいつも皆さんが嫌うピコットを何とか攻略したい!と常々思っていてこの夏に結果を出したいな~と思い取り組んでいます。

タコ糸をひっぱり出してきて大きな枠を作りどうしたらきれいに楽にピコットを作ることができるか結び目を大きく図解説明し納得するまで何度も作りました。
長年他のお教室でハーダンガーをやってこられた先輩方のお知恵を借りたり本の刺し方図を全部引っ張り出してきたり・・
そしてそれらがどんな結び目でできているのか何が違うのかこの際とことんやってみようと格闘しておりました。
私のロンドンオリンピック?!

ようやっと納得が出来ました。多分。。
そしてピコットの刺す向きを変えずにきれいにできる方法をGETです。多分。。(頼りない。)

こんな重要なことを教えるという立場の人間がしていなかった・・というのは本当に恥ずかしいことで今まで探究できなかったことを反省しています。
納得のいくまで自分のやり方を貫かなくてはいけませんね。反省反省。

多くの本に様々な刺し方が出ています。
できれば御園流はよりわかりやすい刺し方で相変わらずぐるぐるとかぼちぼちとか言いながら楽しく進めていけたらいいなあと思っています。
機会がありましたらお教室にて新技ご紹介します。
これから左手さんバージョンも考えますよ。