Report…2016

2016-03-26

前回のReport,Kさんの作品の花糸の番号を間違えました。
#5でなく#11でした。#5は菫色。他で大量に使っていたものですから
頭と手が違う具合に動いてしまいました。。失礼いたしました、訂正いたします。
気がついたのは私とKさん2人だけ。「色番違ったよね~」なんて2人の秘め事のように話しました。
#11は菫色よりもう少し土を混ぜたような茶を帯びた紫色でまさに葡萄色!どちらもきれいな色です。

 

今日は地球の裏側とのやりとりをご紹介いたしましょう。
南米コスタリカからHPの問い合わせに「あなたの本はどこで買えるか?」と英文で
お問い合わせがありました。英訳担当の家人に頼みアマゾンだの私のHPのバナーをクリックしてだの・・
ともたつきながら返信したところ「いま日本に来ている!」とのこと、そして京都駅の本屋さんで
見つけて購入したとスペイン語で連絡が入りました。
それなら少し家人を通さなくても会話が成り立つかともうすっかり忘れてしまったスペイン語を
辞書片手にメールをすると旅行で日本に来たけれどすっかりあなたの国に魅せられたと・・・
そして購入してくれた私の本をとても喜んで、材料を買うのに紹介をした越前屋さんに立ち寄り
帰国してすぐに私の本を見て作り上げたと画像を送ってくださいました。
本は最高の褒め言葉maravillosa(マラビジョウーサ)と絶賛していただきました。
日本語がわからなくてもパターンはわかるのよね。
私達が洋書を見て作成するのと同じようにパターンは世界共通語!
嬉しい出来事でした。

 

 


 

Gracias Senora Silvia!


2016-03-22

湘南台教室のKさんは「手元に何作か置いておかないと心配で・・」と
ただいま4作抱えておられる欲張りさん。でも全てをこつこつと前に進めていて
頭が下がります。ほんとに刺繍がお好きなのね。

その中の1作。「先生のイメージでクロスステッチとハーダンガーを合わせた作品にしたいの。」と
ご一緒に様々なパターンを広げておりましたの。
素敵な模様行きの葡萄の柄をフィレの本から見つけたので「ちょっとこれ使っちゃう?」
「どうせなら花糸で葡萄色にしてしまいましょ!・・・」と選んだお色花糸#11
1ヶ月程で中央部分を終らせて「せんせ、いよいよ外側を・・・」とお持ちになりました。 




さ、この後どうお料理いたしましょ。皆様もどうぞお楽しみに・・・

 


2016-03-17

今日も素敵な額装の作品をご紹介いたしましょう。

 



長津田教室I さん。 ベージュのガーゼの生地に同色の糸でアジュールを。
アジュールは引っ張り加減で穴の大きさが変わってしまいますから同じ調子で
心穏やかに刺していくことが重要です。
2点同じ大きさに仕上げ並べてお飾りだそうですよ。

 

 

 

 

 

 

 


こちらの2点は自宅教室 Tさん。 2点並べて飾るので同じフレームで・・とのご希望。
後ろのマットにはワイン色を入れ白の生地の裏側から優しい暖色系が映ります。
小さなフレームはブリオンがいっぱい。丁寧にお刺しです。
ハートの作品は前々回の作品展でミソノがベージュで刺したものをピンク系に置き換え
濃淡4色で仕上げられました。

 

 

こちらの爽やかなフレームはつきみ野教室 Yさん。
はじめてのフィレを記念にフレームで仕上げました。グリーンのマットと白いフレームが
作品をきりっとしめています。

2016-03-12

生徒さん方の楽しい額ものがどんどんと仕上がってきています。
小ギャラリーお楽しみください。

 



つきみ野教室Eさん。

フィレで王様とお姫様を。冠を金糸で刺して遊び心たっぷり!



こちらは自宅教室 Nさん。

毎年刺繍作品を年賀状になさるのですが

今年の干支申を入れたアジュールのモチーフで。

 

岐阜からお通いのKさん。

「額装の色合いはショッピングピンク以外は先生にお任せよ!」と
おっしゃるKさん。上の下のマットをグレーの濃淡で
大人なシックな感じでまとめました。

 


 自宅教室 Mさん。
ブルーの小花をとばしたハーダンガーとクロスステッチの組み合わせの小額。
お花の色より薄いブルーのマットで爽やかな作品に仕上がりました。

どちらの作品もその方らしい雰囲気が出てお部屋に飾ってニンマリなさっている様子が浮かびます。


2016-03-04

本の出版で私がバタバタしている間も生徒さん方の素敵な作品が続々と出来上がっていて
う~んミソノぼやぼやしてられません。

また少しずつ生徒さん方の作品をお紹介しましょうね。

 

 

 

 

港北東急のMさんは同時に2点仕上げていらっしゃいましたよ。
上の作品は昨年のNordic NeedleのAwardから。
そして下の作品。こちらは今回の単行本№11のパターン。
どちらも自分色の糸を使用して・・・
そう自分の思いのままの色や大きさに換えられる・・・ハーダンガーの魅力です。

 

 

そしてこちらは自宅教室Tさん。昨年の作品展に出品した湘南台Sさんに書いたパターンの作品。
ウクライナ刺繍の本からアレンジしました。
「せんせ、これがしたい!」と写真を持っていらっしゃいました。
これは難度★★★★★★★★・・・「大変よお~」というと涼しいお顔で「はい頑張ります!」とにっこりの
Tさん。私のいいかげんなパターンを見ながらしつけを3目にしたり4目に換えたり・・・
ドロンワークのコーナーも大変なはずなのに平気のへっちゃらで刺しあげておしまいになりました。
美しい作品です。

 

さて現在私は4月に催す出版記念パーティーの準備を発起人の皆さんと進めています。
2月末で参加ご希望を閉め切らせていただきました。
150名にも及ぶ大パーティーとなりそうで皆さんにお祝いしていただける幸せを感じておりますと
いうより皆さんで本見て喜んじゃった記念パーティーになるといいなあと思っています。
1月2月にご案内をお配りしましたがまだご案内を見ていらっしゃらない生徒さん、今は訳あって
お教室には通えていないけれど皆さんとお祝いしたいわ~と思ってくださる方、いらっしゃいましたら
御園までご一報ください。
例のネームタグもほとんど出そろい今月チネタの皆さんと制作に入ります。
「つくりたくな~い」という方が多くいらっしゃるんじゃないかと心配しておりましたが
皆さん喜んでお作り頂きました。結構楽しいプロジェクトとなりました。
ご協力に感謝申し上げます。
そしてご出席の方には素敵な秘密のプレゼントを用意しています。当日をお楽しみに。

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