Report…2016
ツリーの片付けも終了し、今年中にお渡しする生徒さんへの郵便物を出し、仕事関係の整理から
年末の大掃除が始まります。
パターン等の書類や糸、生地等を元の場所に戻して来年は探し物が少なくてよいように・・と
取り組み始めました。合間を見てPC前に座っています。
今年は2月の出版それから11月の手づくり手帖巻頭ページ担当の2つを軸に日本ヴォーグ社との仕事が
多く生徒さん方には「せんせ、お忙しかったでしょ。」とお声かけいただきました。
ですが生み出す苦労は昨年のうちで今年は淡々とこなす仕事でしたので比較的元気でした。よ
それでも外に発信することで新しい多くの方々にHPにアクセスいただいたり思いもかけないところで
慣れないサインをさせていただいたり、ワークショップ等で始めてお会いする方とご一緒したり・・
楽しい時間の連続でした。
一方、ご自身のお病気や介護で素晴らしい手をお持ちの皆さんが多く離れてしまいご一緒にその方のイメージを
膨らませて生み出していた仕事が中途半端な形で強制終了となり残念でなりません。
現在どちらかというと出版本等に掲載された作品をそのままお作りになられる方が多くそれはそれで
とても嬉しいことではありますがやはりそれに甘んじることなく生徒さん方と一緒に作り上げる・・という仕事を
きちんとしなくては・・と思っているところです。
昨年たくさんご注文いただいたトラバイユーズ。ようやく着手の方々がいらっしゃるので皆さんと
同じものでなくその方らしいものが出来上がるようそしてその過程をご一緒に楽しめるようにしていけたら・・
と思っています。
そして来年4月、ゴールデンウィーク前の数日にいつもお世話になっているドライフラワーdeuxRの渡部さんと
個展をしたいと思っています。恵比寿に小さな貸しスペースを見つけました。
先日も2人で打ち合わせをしましたがアイデアが次々沸き上がり鳥肌を立てて興奮しておりました。
刺繍は時間をかけて作るものだしお花は短期集中で作り上げるので私の作品に彼女がおめかしをしていく・・・
といった形になりますがきっと素敵な空間を生み出すことができると信じ新たなチャレンジをいたします。
どうぞお楽しみに・・というか私も楽しみたいと思います。
さあ今年最後の作品はレティチェッロ2点
湘南台教室ベテランのMさん 同じ模様が同じようにきれいにそろう・・・美しいです。 |
そしてこちらは同じく湘南台教室Kさん Kさんはレティチェッロがしたくてしたくて夏に遠く巣鴨からお仲間入りしました。 1作目で出来上がりの嬉しさが作品からあふれています。 |
********************
今年最後のそれぞれのお教室で私と生徒さん一人ひとりとのやり取りの他、各教室での輪がどんどん深まり
皆さんそのお仲間であることに楽しさを見出してくださっている・・・
会話の中に家庭でのお悩みやお病気のことなども含まれそんな様々な思いを小さな胸に秘め
笑顔の奥に針を持つ手の奥に潜めてここに居るのだ・・と思ったら・・・・ネ。
お互いに楽しそうに会話している皆さんを客観的に眺め思わず目を細めてしまいました。
針が力になれば・・と願います。
私自身も皆さんに助けられその笑顔の一つ一つが嬉しくて。
いつまでもこの仕事が続けられたらいいなあと思います。
さ、お掃除に戻ります。
どうぞ皆様良いお年をお迎えください。また来年笑顔でお会いいたしましょう。
今年のクリスマスは2日続けてゴルフに出かける家人、それぞれに別のところで楽しむ成人した子供たち・・ということで
1人でにぎわった街に出かけ自分にプレゼントでも買っちゃおうかともくろんでいるところです。
1人の時間は中々尊くやはり仕事優先。今年の反省をしたりまだ今年のうちにしなくてはいけないことをまとめたり・・
でも針も持ちたい!ゆっくりとする・・・ということのできないせっかちな性分です。
今日は少し前にお仕上げ下さった自宅教室Nさんのちょっとしびれる作品をご紹介します。
渋いワインとグレーの2色の花糸で仕上げたアルファベットサンプラーです。
Merry Chrismas!! 皆様 どうぞ素敵なクリスマスを。 |
今年最後のお教室が続き毎日「良いお年を・・」を繰り返しています。
Sさんとも話していたのですが「来年はご多幸を・・・何てこと言わなくていいから
無事に何事もなく穏やかな年であることを祈っちゃうわ。」
ホントそう思います。
手づくり手帖vol.11 ご覧頂きありがとうございます。
たくさんの反響をいただきました。
掲載の作品の中で P12 #05の作品は自宅教室Kお姉さんの作品をお借りしました。
#06のモチーフを使用してどんな風にもアレンジできるのよ・・・とご紹介したくて
早い段階で作品をお借りしたのですが快くご協力いただきました。
Kお姉さんとはもう10年のお付き合い。お仲間3人でいらっしゃいますがいつも笑顔が絶えず
私よりお姉さんなのに好奇心10倍!お料理も上手でここの子になりたい・・といつも言っているのですが
秋には私の大好物手づくりの栗むし羊羹を持ってきてくださいます。。
家の壁をくりぬいて窓を作ってしまったりDIYもお手のもの・・
そんなKお姉さんは刺繍も「せんせ、何か新しくって素敵なもの刺したい!」といつもおっしゃるので
私は懐深く喜んでもらえるものをお腹に隠し持っていなくてはいけません。。
そしてこのたびお持ちの山葡萄のつるで編まれたかごバッグにおめかしをしたい・・というテーマを頂戴し
ぴゅぴゅぴゅっと刺しておしまいになられました。
もちろんお裁縫もお手のものですから勝手に持ち手のところは繊維を返したり中袋と合体をしたり
あんまり私の出番はありません。
中側にもステッチを入れたり、全体の緩みの計算をしたり真っ白でない少しオフのフリンジを
Kお姉さん作品戻ってきました。ようやくお返しできます。 |
湘南台教室はここのところご自身のお病気とお母様の介護でお辞めになられる方が
相次いで4名ほど出て少し寂しくなりました。
どちらも最高の腕と速さと好奇心を持って臨んでくださっていた方ばかりで本当に残念で仕方ありません。
どうぞ早く復帰なさって・・というより介護やお病気の大変な時こそ針を携えて心の支えにして欲しいナと
願います。また是非ご一緒いたしましょう。。
ということで湘南台教室に空きができました。寂しがっていても仕方ありません、
自宅教室やその他の教室でお待ちの方、また新たに湘南台まで通えそう・・・という方
どうぞHP contactのバナーよりお訊ねください。ご連絡お待ちしております。
湘南台教室は流動的ではありますが金曜の午前午後2コマを2回計4コマ行っております。
自宅教室は申し訳ありません、中々ウェイティングが進まずお待ちの皆様には大変ご迷惑をおかけしております。
現在2015年作品展前の方をご案内中です。少しずつではありますがご案内しておりますので
長~い目で見てくださいませ。
尚、 現在、以下の講座を募集中です。それぞれ関係先にお問い合わせください。
どうぞよろしくお願いいたします。
***************************
● 鎌倉教室は現在来年の定期教室の調整中です。
継続の方、それからお待ちくださっていらした方をお入れして日曜クラスは午前午後とも満席となりました。
月曜クラスに若干名お入りになれます。初心者の方も対応いたしますのでどうぞお問い合わせください。
鎌倉 Outside in
● 日本ヴォーグ社『手づくり手帖』はvol.11に載せていただいた中で 素敵な手づくりを「習う」と
題して附録についているハーダンガー刺繍のコースターの作成会を行います。
2017年1月24日(火)開催です。
附録はもったいなくて使用したくないわ~という方のために練習布と糸をご用意し基本的な流れを
説明し最後はお茶の時間を楽しむ・・・という1日です。
詳細は 手づくり手帖vol.11 P109 募集要項をご覧いただくか
または手づくり手帖編集室 03-5261-5197までお問い合わせください。
● 新宿伊勢丹カルチャーオトマナでは 2017年1月~3月の第2.4木曜の午後計6回で
1作品白いドイリーを作成いたします。
伊勢丹オンラインストアにて満席でもシステムの時差によりお申込みいただける場合がございますので
お電話にてお問い合せ下さいませ。とのことです。
お問い合せ先 伊勢丹新宿店本館6階「時の場」TEL 03(3225)2811
今日は文字だけで殺風景でした。
次回は生徒さんの素敵な作品をお見せいたします。
あわただしい年の瀬。
今日は鎌倉教室の月曜クラス今年最後のお教室でした。
手も口も動く生徒さん方と旅行の話や忘年会の話をしていましたら
「せんせ、どうりでReportがアップされない・・」とお叱りを受けてきました。。
お教室中の皆さんとのやりとりはとても楽しく癒されます。
来年も鎌倉教室はほとんどの方が継続されるとのこと。
感謝の気持ちでいっぱいです。また来年もね~とお別れをしてきました。
家に帰ると日本ヴォーグ社担当N女史より嬉しいメールが・・・
私の本『織り糸を抜いてかがる ハーダンガー刺繍』の再版が決定とのこと。
わあ~~嬉しい!
数日前にはやはりN女史よりかねてから進行していたフランス語版がアマゾンフランスに
お目見えしたとの連絡を頂き表紙の字体のピンクを確認して喜んでいたところで
再版のニュースは二重の喜びです。
続いて韓国語版ももうすぐできるはず。
またノルウェーの出版の際に写真を提供いただいたハルダンゲルミュージアムからも複数回ご注文をいただき
湘南台教室のKさんのお話だとニュージーランドの刺繍仲間からもご好評いただいているとのこと・・
おお、本は世界を一人歩きしていますよ。
でも変わらず1人背中を丸めてチクチクしているミソノがおります。。
そんなミソノを来年もご愛顧くださいませ。