Report…2011

2011-07-12


長津田教室の皆さんは皆さん何となく似ていらしてガツガツ刺し進めたりしません。
淡々と余裕を持って針を進めていきます。その姿勢はホント見習いたいです。
Gallery2の最新版ご覧いただけましたか?
同じ日に素晴らしい大作がお2人出来上がりました。
お2人とも「同じステッチをコツコツ進めていくのが好き!!」っておっしゃるツワモノ(ここにもいる~)です。
上の作品はFさんの作品ですが(Galleryですともっとアップで見れますのでご確認下さい)
抜いた後のかがり模様も何種類も入って素敵ですが周囲の画像で見る白い部分に地刺しがたっぷりと入っています。
中央部分を終わらせたFさんに「あと半年持ち続けて回りを刺しませんか?」と持ちかけたのは私です。。
普通「もう結構」とお返事が帰ってくるところですが「はいやりましょ!」と即答で・・・
実物は地刺しが作品に重厚感を与え、中のかがりを引き立てます。ご苦労様でした。

そしてこちらはHさんの作品です。
砂色の生地に同色の糸でサラッと仕上げてくださいました。
今までに刺したことのあるステッチを繰り返した上にボタンホールステッチを丸く入れてみたり
少しカットが大きい部分にはニードルウェービングが入ったり新しい冒険も加えつつ
サラッと仕上げられるのはいつも私が言う「ステッチの美しさは走行距離と比例します。」という言葉につながります。

大作の醍醐味は大きいだけでなくステッチを繰り返していく美しさなのです。
お見事です。